記念すべき映画レビュー1本目は、
1989年3月11日公開。
「ドラえもんのび太の日本誕生」
です。
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レビューを書き始めてから知ったんですが、
「新・ドラえもんのび太の日本誕生」
が2016年3月に公開されていたんですね。
新声優版のリメイクは、これからも続々と行われていくのでしょうか。
何故今、旧版をレビューするのかというと、今回初めて見たからです(笑)
毎度登場の妻は映画が好きです。
言わずもがな、二人とも別々の人生を歩んできており、その歳月も異なります。
私の感覚でなんですが、
「2人で一緒に見る映画は、二人とも初見の映画」
が良くないですか?
「これよかったよ」
って勧められたものは1人で見るに限ります。
隣であーだこーだとか
視聴後にあーだこーだするのも
温度差が違うと何かイヤなんです。
何?器が小さい?
ハマーン様「黙れ、俗物がっ。」
というわけで、
2人のギャップを埋めるのにちょうどいい年代で
名作と名高い「ドラえもんのび太の日本誕生」を視聴しました。
視聴後の感想は一言、
「ああ、大長編ドラえもんってこうだったよな。」
って。
- 時代劇に似た、テンプレートどおりの結末
- 食後の緑茶に似た、満足感と安堵
- ほんのり残る、暖かな気持ち
そして蘇る記憶
- ここできっとヒラリマントだ
- そこはジャイアン歌うだろ
同時に大人になった自分にも気付きます。
- ドラえもん
- ジャイアン
- スネ夫
声優陣に思いを馳せ
- 空き地の地権者この人か
- 学校の裏山ダメなのは分かるけど、即強制撤去は無いわ
- パンゲアってどうだったっけ?
- 店番で奴隷はダメだろ
なんて、素直じゃなくなったな私。
相変わらずの曲の良さ。
- エンディングテーマ「時の旅人」
映画を見ていなくても、聞き覚えがありました。
少しいつものメンバーの活躍が、他の大長編に比べて抑えられているような気がします。
オチもあっさり。
毎度のタイムパトロールが出張りますからね。
それでも内容がまとまっていて、安心して見られます。
- 誰もが憧れる自分の秘密基地
- 求める自由な暮らし
- 中身がかつ丼やパスタの植物
- 空想世界の動物をペットに
- 夢のある世界観
- 実現するひみつ道具
- 歴史、冒険、勧善懲悪
いっぱい詰め込んであるんですが、短い時間で飽きさせずに見せますよね。
大人になってからドラえもんを見るのは、正直初めてでした。
私のように少し(ダイブ)大人になってしまった子供が、久しぶりに見るセレクトとしては上々だったと思います。
個人的大長編ドラえもんランキングでは、思い出補正もありますし。
上位の牙城を崩すには至らないものの、準じて良作だったと評価します。
声優交代が2005年だなんて信じられません。
未だに新声優でドラえもんを見たことがありませんし。
違和感がすごいことになりそうですが、リメイク版もそのうち比較レビューしたいですね。
あぁそれから、食後に緑茶とか普段飲まないです私(笑)